時間管理は決して難しいものではありません!
時間管理術研究所 水口和彦です。
現在、私は時間管理(タイムマネジメント)の指導や執筆活動、そして時間管理に
適した手帳の開発をしています。
2005年8月、インターネットの片隅でひっそりと公開し始めた時間管理のノウハウ
がクチコミとなり、執筆や講演、雑誌取材の依頼を頂くようになりました。
そして現在、企業研修用教材、オンラインセミナーの制作も行っています。
なぜ、このノウハウがこれほど評判になったのでしょうか?
その理由のひとつは、これまでに時間管理について言われていたノウハウは、
「使えないノウハウ」だったからではないでしょうか。
「使えない」というのは、もしかしたら言い方が悪いかもしれません。
(これまでのやり方で時間管理が出来ている方もおられるわけですから。)
しかし、このアンケート結果をご覧ください。
あなたは、時間管理を
うまくやっているほうだと思いますか?
という質問に対して、100名以上の方に回答頂いたものです。

「あまりできていない」「ぜんぜんできていない」を合わせると、7割強でした。
7割以上の方が、自分の時間管理に問題があると考えているのです。
このアンケートは2つのWebサイト上で行ったものです。いずれもビジネススキル
を紹介するサイトですから、サイトを閲覧している方は、やる気があり勉強熱心な
方だと考えられます。
それでもこの結果です。これはどういうことでしょうか?
実は、一般的な時間管理のノウハウは、理屈の上では正しいように思えます。
しかし、よほど根気強い人でない限り、実践できない方法が多いのです。
例えば、時間管理としてよく言われることに、「仕事に優先順位をつけなさい」 と
いうものがあります。仕事にA・B・Cなどの優先順位をつけ、優先順位の高いもの
から順番にやっていけばいいという考え方です。
この考え方を、忙しい方が実際にやってみると、とてもストレスがたまります。
この方法の問題点は、仕事があふれてくると優先順位の低いものを先送りせざる
を得ないことです。月曜日にやり残した仕事を火曜日に、そしてまたやり残した
仕事を水曜日へと先送りすることになってしまいます。
しかし、仕事の中では「優先順位が低いからできませんでした。」という言い訳が
通用するでしょうか? 通用しないことの方が多いですよね。他の仕事と比べて、
優先順位がどうであれ、一度「やる」と言ったことは、やらなければいけないのは、
ビジネスパーソンとして当たり前のことです。
「優先順位」のやり方を信じて仕事を先送りしてしまうと、仕事の期限が迫ってから、
ようやく自分ではやり遂げられないことに気付きます。そして、その時には、今さら
人には頼めないという状況になってしまっています。結局、遅くまで残って自分で
片付けなければいけません。
優先順位を付けるということは、出来ない仕事を先送りすることと同じです。
先手を打って行動することが出来ず、必ず後手に回ってしまうやり方なのです。
しかも、自分の仕事の先が読めず、非常にストレスが溜まります。
これは、私自身も過去に経験したことです。
私は、エンジニアの仕事に多忙だった時期に、手帳を使って時間管理をしようと
試みました。毎日仕事をリストアップし、やり残した仕事は翌日のページに転記
して、また優先順位をつけて、ということをくり返していました。
毎日毎日、その日のリストをクリアすることを目標にしていました。そうすると、
確かに仕事を「忘れてしまう」というトラブルは無くなりました。
しかし、非常にストレスを溜めてしまうことになってしまったのです。
その日の仕事をリストアップし、そのリストをクリアすることを目標にしたやり方では、
常に不安がつきまとうのです。やり残した仕事は翌日に持ち越すのが当たり前に
なっていましたから、明日、明後日、来週の状況が、全く予想出来ないのです。
先が見えない中で仕事をするのは、非常に強いストレスを感じます。例えるなら、
真っ暗な中、懐中電灯で自分の足元だけを照らしながら歩いているようなものです。
明日、明後日にも自分の仕事が破綻しないかという不安が常につきまといました。
実際に、手帳の明日のページを開くのが怖い、と思ったことが何度もありました。
私は最初、こういった不安やストレスは、仕事が忙しいためだと考えていました。
しかし、これらはその仕事本来のストレスではありませんでした。
仕事そのものではなく、時間管理のやり方に問題があったのです。
幸いにして、私は製造メーカーのエンジニアであったために、仕事の「仕組み」を
作ることや、生産性を上げる仕組み、品質や生産性を「管理」することについて、
実践で得た経験がありました。
私がいたのは自動車関連の業界です。生産性や生産を管理する仕組み、品質を
管理する仕組みについて、日本が世界のトップを走る業界です。
その経験をホワイトカラーの仕事に応用することで、この問題をクリアすることが
出来ないか、という視点を得ることが出来たのです。そして、人の能力や根気強さ
に依存しない、時間管理の仕組みを作ることができました。
私がこのノウハウを公開し始めたのは、この知恵、経験を広く伝えるのが、私の
使命だと考えているからです。そして、時間管理を指導したり、手帳の開発を行う
ことを専業にしようと決意するに至りました。
では、あなたも時間管理について知ってください。
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